「海のじねんじょ①」～アカモク漁に行ってきました！～
2022.02.26
「海のじねんじょ（アカモク漁）に行ってきました！」
アカモク漁が2月の初旬より始まりました。
アカモク漁の初日に漁に同行させていただきました。
七尾の鵜浦漁港の地元の漁師さんです。
漁師さんは、「今年のアカモクは質も量もいいな」と行っていました。
今年は寒波の影響で海水温が下がったことが、アカモクの成長には適していたようです。
漁師さんは水面を遠くからみただけでアカモクがある場所がわかります。
同行した私も視力が1.5ありますが、全く分かりませんでした(‘_’)
アカモク漁では先端に鎌とひっかける部分が付いている長い棒を使って行います。
鎌で根元に近い部分を切り落とし、切り落とした上部をひっかけて採ります。
アカモクを切らずに根元から抜いてしまうと、次に新しく生えてこれないため鎌で一度切ってから収穫するこがとても重要だそうです。
昔は、漁の網や養殖棚に絡まる事から厄介者とされていたアカモクですが、現在では栄養化の高さからスーパーフードとされ全国的にも人気になりました。しかし、温暖化の影響で海水温の上昇に伴い個体数が減少しています。アカモクは根魚や稚魚の隠れ家のようなものであり、海の生態系にも重要な役割を果たしています。
そのアカモクをいただく責任として、むやみやたらに収穫しないことや、防波堤などの流れの少ないアカモクには多くの稚魚がいる場所の収穫は行っていません。
海の生態系を守ることも、水産物を商うものの責任です！！
貴重な食材をいただけることに今日も感謝です！
次回、アカモク漁を体験したおはなしです！
お楽しみに～♪
